2020年7月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率が20年卒と比べて低くなっているそうです。
就職率は7月1日時点で73.2%(-11.9ポイント)だそうです。
詳細は、リクルートキャリアの就職みらい研究所の「就職プロセス調査(2021年卒)「2020年7月1日時点 内定状況」」を見ると分かりやすいのでご覧ください。
「就職率が意外と高い?」
新型コロナウイルス感染症の影響で、就職活動の開始時期が遅れたり、企業の採用活動の準備の遅れなどもあったわけなのでおそらく就職率は例年通りに近い数字になると思います。
【オンライン面接】で必ずある質問
会社の雰囲気はどんな感じでしょうか?
この質問は、ほぼ聞かれます。オフラインで会社に訪問することができれば、オフィスの様子を覗き見ることができれば、質問しなくても自分の目で見て雰囲気が分かるのですが、さすがにオンラインだとそれができません。
求職者側も自分が働くことになった時に、人間関係や楽しく働けるかな?というのがあるんだと思います。
男女比について教えてもらえますか?
この質問は特に女性が多い気がします。男性が多い会社なのか、女性が多いのか?それに応じて年齢層も聞かれます。
やはりこれも自分の目で見て知ることができない情報でもあるので、どのような社員が働いているかが分からないからこその質問ですね。
【非対面での面接時】”求職者側”の不安
- 会社の雰囲気が分からない
- どのような社員が働いているか分からない
- 働く環境が分からない
- 自分の話が伝わるかどうか不安
- カメラやマイクを使うマナー
- 視線
採用の面談の最後に雑談して聞いた”求職者側”の不安はこういったことなのかなと思いました。
採用面談時に、実際に上から3つに関する質問はほぼ100%質問がありました。
通常であれば、目で見て「会社の雰囲気」や「働いている人の様子」が分かるので自分が働くイメージが持ちやすいですが、画面越しに採用面接者と1対1となると目で見る情報が限られてしまうからこその不安かなと思います。
【非対面での面接時】カンペ対策は特に必要はない
私自身は経験はまだ無いのですが(気づいていないだけ?)、求職者側がカンペを用意できるというのは想定しておいた方がいいかもしれません。
ただ、カンペを用意してるな~ってのは、目線とか話し方を見ればだいたいの採用担当者は気づくと思います。
特に、志望動機や自己PRについては、カンペを手元や目線の先に用意することも多いかなと。志望動機や自己PRくらいはカンペなくても暗記する人もいるので特に意識する必要はないのかもしれませんが、、。
【非対面での面接時】事前の確認事項
個人的に、オンライン面談をしていて、こういうところは配慮しておいた方が良かったなとか、オンライン面談だからこそ気を付けていることをいくつかご紹介します。
服装を確認する
あらかじめリクルートスーツ着用でなくてもOKかどうかも伝える必要はあるかなと思います。
オンライン面接でもリクルートスーツを着て受けるのがマナーと書かれている記事も見ましたが、「面接=リクルートスーツ」というのもどうかなと思うところは正直あります。
ただ、学生側からするとリクルートスーツの方が、あれこれ考えなくて良いかなと思うので、リクルートスーツ着用を指定してあげるのも良いと思います。
通信環境を確認する
学生の場合、自宅にwifi環境やインターネット回線を引いていない場合も多いので、オンライン面談ができる環境があるかどうかを確認しておくことが必要だと思います。
もし無いようであれば、会社がレンタルルームを借りるなどして求職者の負担にならないように気を付けておくのも大事かなと思います。
緊急連絡先を確認する
通信機器の不具合や予期せぬトラブルで面接が中断した場合に、緊急連絡先を双方で確認しておくことも重要です。
途中でトラブルが起きた時にどう対処するのかも予め決めておくとよいですね。
まだまだ試行錯誤のオンライン面談
いろんな企業の採用についての話を聞きますが、比較的従来通りの採用活動に戻すような動きというのが多いそうです。
どちらが良いかではなく、オンラインとオフラインをうまく活用して、お互いに効率の良い採用活動をするのが良いかなと思います。
会社説明会とかは、オンラインで開催する方が企業側は密集を避けることにも繋がりますし、準備や会場費などもかからなくなるのであれば積極的にオンライン化している流れといった感じです。
私が大学生の頃は、4月に内定をもらったものの7月まで就職活動を続けました。
その理由は、自分が働きたい会社がどこか?どんな環境で働きたいか?を具体的にイメージできる会社に働きたかったというのもあるので、会社を見学できる機会は就職活動時期以外はないので、たくさんの会社に足を運びました。
もし、私が今の時期に就職活動をするとなると、そういう行動が取りづらいので会社を自分の見て選ぶことが難しいなと感じる今日この頃です。
新しい時代の採用活動もまだまだ試行錯誤が続きます。